Archive for 5月 2012

一本の茎

 

遠い遠い遥か昔。

約四億六千年前に、根も葉もそして維管束(栄養分の通路や水を運ぶ管が束状になっているもの)もない、クックソニアという植物の

原型が誕生しています。

これは、高さが約3.5cm緑色の一本の茎が上の方で7本に板分れし、先端に黄色い胞子が付いています。

どの様にしても長い年月をかけて現在の樹木や草花、そして勿論バラに進化したのかと想像すると、なんとも云えない壮大な気持ちになります。

先日開催された“国際バラとガーデニングショウ”にも、原種からオールドローズ、フランス、イギリス、日本などの国内外のモダンローズと沢山のバラが出品されていました。

その中でも日本の育種家のバラは繊維で優美、微妙な色のニュアンスなどが表現され、日本の高温多湿の気候に順応する品種も多く作出されています。

河本純子さんのル・ブランやガブリエルなど香りも良く、印象に乗りました。

一本の茎から始まった植物がどの様に美しく強いバラに変化するのでしょうか・・・楽しみです。

 


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アイスバーグ

 

19世紀、ヨーロッパノイバラに日本の野生バラと中国のコウシンバラを交配し

ポリアンサ系ローズと呼ばれる房咲きのバラがフランスの育種家ジャン・パプチスト・ギヨーにより誕生しました。

 

そしてポリアンサローズに四季咲き性の特性を活かしたバラをP・T・ポールセン(デンマーク)が

20世紀の初頭に交配を重ねフロリバンダローズが生まれました。

 

四季咲き性、花径約5~10cmの中輪房咲き、ブッシュ型の樹形を直立または株立ち状、耐寒性に優れています。

 

1958年ドイツのコルデスがフロリバンダローズの白花の代表ともいえるアイスバーグ(Rosa Iceberg)を作出します。

別名を白雪姫。

 

緑の輝く葉と白花がとても魅力的で強健でとげが少ないので育てやすい品種です。

 

このバラはマリア像に描かれているバラではないかと思うほど清純な感じがします。

特に新大陸で初めて聖人とされたペルーのリマの聖女ロサ(1586~1617)を描いた

クラウディオ・コエーリョ 「リマの聖女ロサ」 (プラド美術館所蔵)が腕に抱いたバラはアイスバーグを思い起こします。

 

 

春のバラフェア開催中です。

~5/27(日)まで。

関連商品ポイント5倍です。

綺麗に咲いたバラがたくさん入荷しています。

是非、見にいらしてください。

 

 

野見山

 

 


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