黄色のバラ
春に咲く色とりどりの花。
その中でも菜の花・ミモザアカシア・ポピーなど鮮やかな黄色に心惹かれます。
長い間、ヨーロッパには黄色のバラはありませんでした。
東南アジアの野生種「ロサ・フェティダ」は16世紀にヨーロッパに渡った最初の黄色いバラ。
別名「ペルシアン・ローズ」
1900年にハイブリット・パーペチュアルと交配してアプリコットイエローのモダンローズ「ソレイユ・ドール」が誕生しています。
モダンローズに黄色をもたらした貴重な品種です。
オールドローズとモダンローズの交配により作られたイングリッシュローズにも多くの黄色のバラがあり、
「グラハムトーマス」は豊潤で深い黄色の花でイングリッシュローズの中でも最高の品種のひとつです。
「シャルルオースチン」と「アイスバーグ」を親に持ち1983年作出。
育てやすく強健でティの香りがします。
野見山